Monthly Playlist selected by AoC 01
ファッションに感度の高い学生が聴いている音楽というのはいつの時代もとても興味深い。本企画ではそんな学生たちが今どのような音楽を聴いているのか尋ねてみました。
第一回を担当するのは好きなブランドはRick Owensだという早稲田大学1年生の光志さん。
泣かない
heavenのメンバーで、jumadibaのEPに『 静かに叫び』で参加したりと知名度を上げて来てるRY0N4の2023年のEP「n0is3」の収録曲です。メロウな感じのビートやメロディとは裏腹に、リリックはロックな感じのするどこか切なくなるような1曲です。個人的に、RY0N4の曲は他にも良いのが多いと思うのでぜひ聞いてみてください。
planet1995
元waterdawgsのメンバーで、現在はjeterと共にPeterpaker69としても活躍するプロデューサー、yohtrixpointneverの2021年のソロ曲です。オルタナっぽい感じと、エルクトロみが入り交じってる曲です。ここまで感性性の高いサウンドは、彼にしか作り出せないと思います。高一の頃に初めて聞いて以降ずっと聞いてます。
eternally
僕は宇多田ヒカルを結構聞くのですが、その中でも1番好きな曲がこれです。(オルタナ?ではないかも)2001年リリースのセカンドアルバム「DISTANCE」に収録されている1曲です。このアルバムには、彼女が16歳~18歳までに制作した曲が収録されています。10代でこの曲が書けるなんて一体どんな人生を歩んできたのか分かりません。が、歌詞にはティーンネイジャーらしい純粋さも感じることが出来ると思います。何故かあまり知名度のない曲でまさに隠れた名曲といった感じです。
nichijo
lilbeamzというアーティストの2021年のシングルです。現在はsh0taとして活動しています。彼の書くリリックには、飾らない等身大の自分を表現したものが多く、共感できる部分が多いと思います。彼の曲にはハイパーポップみの強い、テンポの早い曲が多いですが、この曲は珍しく落ち着いた雰囲気です。他の曲では、「I am I」や、SATOH、lilsofttenisとの曲「Neverland」などがオススメです。
everything
もうオルタナでもなんでもない気がしますが、好きな曲なので紹介します。victonyはナイジェリア出身の23歳のアーティストです。洋楽はあまり聞かないのですが、今年の2月にリリースされたこの曲は聞くだけでハッピーな気持ちになれるので好きです。流れるようなサウンドとレゲエっぽさを感じる歌声が最高です。他の曲では、「Jaga Jaga」、「soweto」などがおすすめです。
AoCでは月毎にプレイリストを更新していきます。ぜひご覧ください。