Monthly Playlist selected by AoC 02
ファッションに感度の高い学生が聴いている音楽というのはいつの時代もとても興味深い。本企画ではそんな学生たちが今どのような音楽を聴いているのか尋ねてみました。
第2回を担当するのは早稲田大学3年生の長綱純一郎さん。
このプレイリストは夜1人になる時に聴き、安らかになるようなプレイリストです。
曖昧
フェイウォン(王菲)は1990年代以降、中華圏で最も成功した女性シンガーの一人として知られている。「曖昧」は女性が男性と付き合う前の不安な気持ちを表す曲であり、伝統的な広東ポップス且つ王菲は私が一番好きな女性歌手なので今回選びました。
Wonderful Tonight
この曲はポール・マッカートニーとリンダ夫妻が毎年開催するパーティへと出席する際、クラプトンの後の配偶者となるパティボイドが身支度を整えるのを待つ間に彼女のために作り上げた曲。自分は最後の“my darling,you are wonderful tonight”という歌詞に惹かれて選びました。
I Love How You Love Me
「I Love How You Love Me」は1961年にバリー・マンとラリー・コルバーによって作られ、パリス・シスターズによって歌われヒットした曲で、細野晴臣がこの曲をSweetに歌われる姿が好きで選びました。
More Than I Can Say
「More Than I Can Say」も細野晴臣がカバーした曲であり、優しい声で「I miss you every single day」を歌うところがすごく好きです。
Here, There, And Everywhere
「Here, There, And Everywhere」はビートルズの楽曲であり、アルバム『Revolver』に収録された曲。この曲も作者であるマッカートニー自身のお気に入りの楽曲の1つとなっており、文学的な歌詞が魅力的です。
スピーチバルーン
「スピーチバルーン」はすごくスローテンポで懐かしい感じのする曲であり、その中で私は歌詞に惹かれました。例えば「君は春の客船冬の港見てるだけ」という歌詞があり、自分から旅立っていく彼女のことを「春の客船」と比喩していて素晴らしいです。
AoCでは月毎にプレイリストを更新していきます。ぜひご覧ください。