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Monthly Playlist selected by AoC 03

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ファッションに感度の高い学生が聴いている音楽というのはいつの時代もとても興味深い。本企画ではそんな学生たちが今どのような音楽を聴いているのか尋ねてみました。

第3回を担当するのは上智大学2年生の鶴田かのんさん。

お気に入りのアーティストの中から、私が晩夏に聴きたい曲を選びました。

Wait for the Moment – Vulfpeck

個人的にvulfpeckで推したいのは「Wait for the Moment」です。この何とも言えないノスタルジックな雰囲気がたまりません。YouTubeで公開されているPVも素敵なので、ぜひチェックしてみてください。

Bubble Gum – Clairo

みんな大好きClairoです。どの曲も最高ですが、「Bubble Gum」を選びました。この曲の情けなくて愛らしい感じがたまらないんです。ちなみに「風船ガムを飲み込むと”7年”かかって消化される」という話がジョークで言われてます。たまらんです。

BS – Still Woozy

Still Woozyは2017年ごろからソロ活動を始め、どの曲もおしゃれでゆったりした雰囲気。優しい歌詞とともに耳に心地いい音楽が特徴です。「BS」は、私たちの世代が特に共感できる曲じゃないかと思っています。歌詞に注目して、じっくり聴いてみてほしいです。

花様年華 -CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

名前が覚えづらいですが最近よく聞いてるグループです。「花様年華」は始まり方が特に好きでするする流れる曲調と歌詞が素敵です。こないだ知ったんですがベースが細野晴臣のお孫さんだそうです。びっくり。

I Am a Very Rude Person – Thom Yorke

ほんとはアルバム「ANIMA」もまとめて聴いてほしいのですが、この曲の持つ得体の知れない不安感、そしてそれがどこか心地よく感じられるような不思議な感覚がクセになります。タイトルも秀逸。

鯨 – 折坂悠太

折坂悠太のアルバム「心理」のラスト曲「鯨」。2021年、激動の年に発表されたこのアルバムの最後に、彼のシンプルでストレートなメッセージが詰まっています。ラストの歌詞「また遊ぼう」に込められた意味、そのままの純粋さが折坂悠太の良さを凝縮しているように感じます。

スペル – 折坂悠太

本当は「鯨」で締めたかったのですが、「スペル」も紹介せずにはいられません。2023年にリリースされたこの曲は、一曲で映画一本を観たような満足感が得られるので、ぜひじっくり腰を据えて聴いてみてください。

AoCでは月毎にプレイリストを更新していきます。ぜひご覧ください。

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