COLUMN

My ideal outfit on a rainy day

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Rainy Days, Lovely Ways

しとしとと雨が降り続き、空気まで湿り気を帯びる6月。ちょっと憂うつになりがちなこの季節だけど、私たちが見つけたいのは、そんな天気さえ楽しみに変えてくれる“理想のルック”。

「今はまだ憧れ。でも、いつかはきっと手に入れたい」——
そんな夢を乗せたアイテムたちを、部員がそれぞれの視点でセレクトしました。
雨粒がきらめく窓辺にも、傘を片手に歩く道にも似合う、とっておきのスタイルを。

梅雨だからこそ纏いたい色、素材、シルエット。
少しだけ背伸びして、いつもの自分よりすこし特別な気分で。
今の季節を、もっと好きになるためのファッションです。

[Yuhi’s look]

Urban Utility — 雨に映えるモードの選択肢

湿度を含んだ空気に包まれる季節。そんな6月にこそ映えるのは、機能と洗練が共存するスタイル。

メインピースは、PRADA 2024年春夏コレクションのルック11から着想を得たマルチポケットベスト。特徴的なディテールと軽やかな構造が、実用性とミリタリーテイストを絶妙に融合させる。アウトドア的な要素を宿しながらも、都市生活に違和感なく溶け込む、存在感ある一着だ。

インナーにはVALENTINO 2023SSから、シャープな白シャツと構築的なグレーのショートスラックスをセレクト。無駄を削ぎ落としたミニマルなバランスが、全体に洗練された空気をもたらす。さりげない緊張感と静けさが共存する、都会的なレイヤードが完成する。

足元には、BALENCIAGAの無骨なレインブーツを。重厚なフォルムがスタイル全体を引き締め、天候に左右されない安定感を添える。

全体のカラーパレットは、グレー、ブルー、ホワイトを基調に構成。静謐さと清潔感をまといながら、どこかエッジの効いた印象を残す。
モードと機能性を兼ね備えたこのルックは、雨の日を単なる「悪天候」に終わらせない。都市に暮らす現代の感性が選ぶ、新しいレインスタイルのかたちだ。

[Sakura’s look]

“A Hint of Yellow”―雨音に似合う、軽やかな差し色

どんよりとした空模様に包まれる雨の日。景色だけでなく、なんとなく心までも曇ってしまいそうなそんな瞬間に、ふと目に飛び込んでくる“イエロー”の差し色は、まるで太陽のかけらのよう。今回のLOOKでは、そんなビタミンカラーをキーカラーに据えて、雨の日のムードを一新するスタイリングを提案。

ベースは、軽やかで動きやすいスポーティーなアイテム。そこにどこか愛らしいシルエットをプラスすることで、“甘さ”と“アクティブ”の絶妙なバランスを表現。たとえば、リュックに差し込んだイエローのラインや、足元のレインブーツのアクセントカラーが、シンプルな中にも個性を感じさせてくれる。

イメージしたのは、雨の街を軽やかに駆け抜ける、自由でポジティブな女の子。曇り空さえもキャンバスに変えるような、そんな存在感で、憂鬱な日常にひとさじのときめきを添えて。


アプローチは違えど、どちらもこの季節をポジティブに楽しむための答えのひとつ。
湿った空気に沈みそうな気分も、お気に入りの一着があれば軽やかに動き出せる。

雨の日を理由にしない。むしろ、その空模様に映えるスタイルをまとうことで、自分の一日を、自分らしく彩っていく。
そんな想いを込めて提案する、私たちのレインルックです。

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