クラゲの神ピ
今年の夏、香川県にある四国水族館に行ってきた。
今年は例年以上に暑い夏だったが、水族館の「物理的な涼しさ」と「視覚的な涼しさ」は格別だった。
子どものころは水族館の良さがよく分からなかったが、今はその静けさや光の揺らぎに癒やされる。少しは“大人になった”ということだろうか。
この四国水族館で何よりも心を奪われたのが、「クラゲ」である。
ということで今回は、私が四国水族館で撮ってきたクラゲたちを紹介したい。
(※Googleフォトで画像検索をかけて種類を調べています)
①ミズクラゲ

どこの水族館にもいる、いわば“定番クラゲ”。
ミズクラゲの推しポイントは、中央の四つ葉のような模様(生殖腺らしい)。……若干萎えるが、それも含めて愛おしい。
水族館ごとに照明の色や水槽の形が違うのも注目ポイント。四国水族館では筒形の水槽がいくつも並んでいた。可愛い。
②アカクラゲ

この美しさ。言葉がでない。まさに危艶。背景が暗めの青で、クラゲにしっかりとライトが当たっていることでこの艶やかな赤が映える。
触手や口腕も長く、なんとも儚い動きが魅力的だ。
暗めの青い背景の中でライトが当たり、艶やかな赤が浮かび上がる。そのコントラストが圧倒的だ。
長く伸びる触手や口腕の、儚くも優雅な動きが魅力的。
③?????

画像検索でも一致せず、名称不明。だがあまりにもキュートなので載せさせていただく。
どう見ても「エノキ」……。
勝手に“エノキクラゲ”と命名している。
最近の肌寒さも相まって、鍋が食べたくなるクラゲである。
④タコクラゲ

インド〜西太平洋域に生息するクラゲで、フリルたっぷりのドレスをまとったような姿が特徴。動画だと“ぷわぷわ”と拍動しながら泳ぐ様子が本当に可愛いのだが、写真では伝わりきらないのが残念。
驚くべきことに、このクラゲは体内の共生藻によって光合成ができるらしい。
あんなに可愛らしいのに、一人でも生きていく強さを持っている。
――見習いたい生き方である。
⑤カブトクラゲ(Mnemiopsis leidyi=櫛板クラゲ)

最後に紹介するのは、虹色に光る幻想的なクラゲ。
写真では分かりづらいが、体内を流れるように光が走る姿はまるでイルミネーション。
体の側面にある櫛列(繊毛列)が光を反射して七色に輝くため、暗めの照明や背景で展示されることが多い。
静けさの中で、光だけが呼吸するように揺らめく、そんな美しさだった。
読んでくれている方の感性に刺さるクラゲがいたら嬉しい。
季節を問わず楽しめるので、是非今週末は水族館へ。
Kanon Tsuruta
