INTERVIEW

Interview with FASHIONISTA 03|Pion room

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AOCによる注目のFASHONISTAをピックアップするInterview with FASHIONISTA。

企画の第3弾として原宿にあるセレクトショップpionroomのオーナーであるMasaさん、Kahoさん、そして店長のlove.death.heaven.flowさんにインタビューを行った。学生時代のこと、仕事に対する思いや好きなものに対する思い、そして学生へのアドバイスを伺った。

(interviewer: Sonomi, Mio, Yuuhi)

Mio: 本日はお忙しい中お時間をいただき、本当にありがとうございます。ファッション業界で活躍されている方々にお仕事の内容や、キャリアについてお聞きして、学生の将来や学びへのヒントになるような記事を制作したいと考えています。何卒宜しくお願いいたします。

Sonomi: よろしくお願いいたします。ではまず初めに、それぞれのご自身のキャリアや今までの流れなどをお教えいただきたいです。

Masa: 自分は明治学院大学の法学部を卒業して1年間社会人経験をしています。大学在学中にNEOVAを作って、ポップアップとかオンラインベースで活動していまして、2024年3月にNEOVAのお店をオープンしました。 そこからずっと原宿でお仕事させていただいています。このpionroomに関しては、自分自身も可愛いものが好きで、女の子だったらこういう服着たいな、というところからレディースショップをやりたいと思い、今年の6月にオープンさせていただいたという経緯になっています。

Mio: NEOVAも好きでインスタフォローしています!

Masa: ほんとですか、 ありがとうございます。

Kaho: わたしは、日本女子大学を卒業してから1半年くらい人材広告系の会社で普通にOLをしていました。入社と同時にNEOVAをMasaと一緒に立ち上げました。 月曜日から金曜日までは会社員として働いて、休みの時にNEOVAでポップアップをしたりしていました。 その時は月曜日から日曜日までフル稼働で毎日動いていた記憶があります。NEOVAの実績も伸びてきたところで会社員を辞めるという決断をし、Neovaの実店舗を原宿にてオープンしました。

 そのうえで今回取材いただいた Pion room のオープンまでの経緯についてお話しすると、もともと私とMasaの間では「いつかレディースショップをやりたい」という構想が以前からあり、その世界観を一緒につくり上げられる人物を探していました。そんな中で、Masaの大学の同級生である love.death.heaven.flow の存在が頭に浮かび、彼女を店長としてスカウトしたいという話になりました。その日のうちにMasaから本人へ連絡をしたところ、快く承諾してくれ、店長として迎えることが決まりました。そして今年6月22日、無事に Pion room をオープンすることができました。Pion room は、love.death.heaven.flow の感性と深く結びついているショップでもあります。世界観のディレクションやこだわりについては、ぜひ彼女からお話を聞いていただけると、より深い部分まで知っていただけると思います。

love.death.heaven.flow: 私は、明治学院大学の文学部芸術学科に入り、音楽をやろう思ってサークルに入りました。そこでできた友達が、芸術でも音楽でもファッションでもすごく幅広く、造詣が深い人たちがいて。とても楽しくて、そこのみんなと仲良くして刺激をもらいつつ、自分の好きなことをちゃんとやろうと思って。好きなことの軸って何よりも結局かわいいが好きだなと気づいて、制作を在学中からやっていました。

 

Sonomi: ありがとうございます。お三方とも学生時代からそれぞれ活動を始められていたのですね。その学生時代に考えていたことや、思っていたこと、また夢などがあれば教えていただきたいです。

Makishima: うーん最初は国連職員になりたかったですね。

Sonomi: 私もです!おなじように思って大学に入りました。

Kaho: 本当ですか。なので大学の頃は、BLM運動や国際的にみた人権についての勉強をよくしていました。大学院に進むことも考えていたのですが、就職活動をする中で、いろんな社会人の方とお話しする機会があり、そこで学生から見ている世界と、実際に社会人として生きている人の視点の違いに触れた瞬間、自分がどれだけ狭い世界で理想ばかりを見ていたかを痛感したんです。「誰かの役に立ちたい」とか「何かを与えられる人間になりたい」という気持ちはずっとあったけれど、そもそも目の前の人に何も与えられない自分が、知らない誰かに何かを与えられるはずがない、そう思いました。まずは現実を見る力をつけて、人としての土台を身につける必要がある。そのために、大学院ではなく社会に出る道を選びました。その結果、今は古着屋という仕事を通して海外の人と関わったり、いろいろな国へ買い付けに行ったりと、多様な文化や価値観に触れながら働いています。学生の頃に思い描いていた “世界とつながる仕事がしたい” という願いとは形こそ違うものの、気づけば当時描いていた自分像に少しずつ近づけているのかなと感じています。

Masa: 自分は親に公務員になれとずっと言われていて、高校卒業するときに大学行くのもちょっと反対だったんですよ。最初は違う大学に入って、やっぱり違うなと思ってもう1回仮面浪人して受験して明治学院大学に入り直しました。その時に思ったのが、友達がみんな音楽やっているとか、ファッションもかっこいい子いたり、スラックラインという競技を極めている人がいたり、そうやってみんな何か1つを極めていたんですよ。それを見た時に、自分もこういう人間になりたいなってふと思いました。そこで何が自分にできるかなと思った時に、ずっと好きな服をやろうと思って、服の世界にどんどん入っていきました。親の目もあったので最初は就職しようかなとか色々考えましたけど、やっぱり好きなことをやるっていう気持ちはずっと曲げないでいた気がします。そんな大層な夢はないけれど、自分の好きなことをやって、お金よりも、なんだろう、、、自分の幸せを取ったという感じですね。

love.death.heaven.flow: 私はもともと、ごちゃごちゃした店が大好きでした。とにかく可愛いものが昔から大好きでした。お店に行ってめっちゃ可愛い!幸せ!という感覚が昔から強くあって。だからお店ができたらいいなってずっと思っていました。初めてのバイトはヴィレッジヴァンガードでしていて、好きなもののPOP描いて売上に繋がるのが楽しかったな。 それ以外のバイトも興味のある世界を覗けるのは今しかないと思って気になることを片っ端からやりました。そこで、自分がどんなことができて、どんなことができないのか、そしてそれをどう他の人と折り合いをつけるのか、たくさん学びました。全てのバイト先に感謝しています。ネイルもパーツとかのカワイイものをずっと見ていられるし、手も動かせるので資格を取ってネイリストもしていました。ネイリストやってる時にお店やろうって誘ってもらえて。夢みたい!と思いました。お店はかわいいものをたくさん集めて私の好み全開な感じにしていますが、この世界に、この場所があることにびっくり!奇跡!ほんとにすごい!と思っています。オーナー2人のおかげで、夢を叶えさせてもらっています。

Sonomi: ありがとうございます。お三方の好きなものへの強い思いが軸になって今があることがよく伝わってきます。

(to be continued…)

Masa: NEOVA、pionroomオーナー。現在、原宿にて両店舗ともに実店舗を構え事業を展開(instagram:ag.ztukr)

Kaho: NEOVA、pionroomオーナー。現在、原宿にて両店舗ともに実店舗を構え事業を展開(instagram:@karma_0818)

lovedeatheheavenflow: pionroomのプロデュース、店長を務める。love.death.heaven.flowとして製作なども手がけている。(instagram:@love.death.heaven.flow)

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